肺癌患者の血清における腫瘍特異性自己抗体の検出

7月 25, 2009  
カテゴリー 治療方法レビュー

肺大細胞性神経内分泌がん細胞(LCN1)、大細胞神経内分泌がん(LCNEC);N231、小細胞がん(SCLC);A549、腺がん(AD);RERF-LC-AI ,扁平上皮がん(SCC)の4細胞株の細胞溶解物質を使用する免疫ブロット法によって、2つの肺がん(腺がん(AD)、小細胞がん(SCLC))患者からの血清における自己抗体(AAs)の存在が選別された。

AAsにより認識された抗原を識別するため、二次元ゲル電気泳動が免疫ブロットにて検出され、輪紋が細胞膜とゲルから切り出された。

トリプシン消化の後、液体クロマトグラフィとのタンデム質量分析計を使用するマススペクトロメトリーによりプロテインが解析された。

この方法により、サイトケラチン18(CK18)とビリン1が、それぞれADとSCLC患者の血清におけるAAsと同一であると識別された。

このように、市販のCK18とビリン1抗体を使用する様々な肺がん組織型(AD44例、SCC27例、SCLC29例、LCNEC34例)の124のホルマリン固定パラフィン包埋においてのCK18とビリン1の発現が更に免疫組織化学研究された。

CK18免疫染色陽性は、ほとんど全ての染色度にみられたがSCC、SCLCよりAD、LCNECの方が多かった。

ビリン1は、SCLCとSCCで1例のみだった一方で、ADで17/44例(38.6%)、LCNECで21/34例(61.8%)がそれぞれ検出された。

これにより、ビリン1とCK18はLCNEC/ADとSCLC/SCCとを区別するのに有効なマーカーであり、現在の方法は、異なった組織型をもつ肺がん患者の血清における特定の腫瘍に結びつく微分子を識別するのに有効であると思われる。

出典

Detection of tumor-specific autoantibodies in sera of patients with lung cancer
Ryo Nagashioa, b, Yuichi Satob, , , Shi-Xu Jiangc, Shinichiro Ryuged, Yoshio Koderae, Tadakazu Maedae and Takashi Nakajimaa
Lung Cancer Volume 62, Issue 3, December 2008, Pages 364-373

早期小型肺がんの新しい区域切除法の追跡報告

7月 24, 2009  
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我々は以前、早期小型肺がんのための手術選択肢として肺動脈誘導下の新しい区域切除法を良好な結果として報告したが、最終結論とするには追跡期間が短すぎた。

切除法の有効性を検討し、早期肺がんへの適切な外科的処置を明確にするべく後ろ向き追跡調査を実施し、予後における腫瘍サイズと術前血清マーカーの値の影響を調査した。我々は1993年から2002年に病理学的T1N0M0非小細胞肺がんの区域切除を受けた91名の記録を再調査した。 Read more

高齢患者における肺癌の肺切除治療後の短期および長期生存(率)の後ろ向き解析

7月 23, 2009  
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我々はこの後ろ向き研究において、初期の非小細胞肺がん(NSCLC)のための治療意図における主要な肺切除術(肺葉切除術、肺全摘除術)を受けた合計2021例(男性1509例、女性512例)の年齢に関連した死亡率と長期生存(率)を解析した。 Read more

胸部放射線を受けている患者の心臓血液バイオマーカー

7月 21, 2009  
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心毒性は胸部放射線照射の結果として知られており、心臓疾患と胸部悪性腫瘍における複合的に重なり合ったリスク要因がある。

この調査で我々は、心筋トロポニンT(TnT)、血清クレアチンキナーゼ心筋型(CK-MB)とN末端プロ脳性ナトリウム利尿ペプチド(NT-proBNP)における胸部放射線(化学療法)の影響を測定した。 Read more