肺がんの生存率・予後


肺がんに限らず、がんは手術によって完全にがんを切除したとしても、100%再発しないとは言い切れないものです。

肺にできたがん細胞でも、リンパ線や血液の流れによって、他の臓器などに転移して生き残っている可能性があるためです。

がん細胞は、微小なうちはどんな検査を行ったとしても発見することが難しく、5mm~1cmほどの大きさになってから、はじめてX線検査やCT検査などの画像検査で見つけることができるようになります。

手術後の再発の多くは、5年以内に再発するものであるため、5年以内に再発しなければ、一般的には治癒とされています。

肺がんの場合、手術後3年以内に約75%が再発されるというデータもあり、肺がんが発見されてから5年後に生存している確率は20%前後と、他のがんに比べても、生存率の低いがんであると言えます。

肺がんの「組織型」や、肺がんの進行度を示す「病期」によっても、肺がんの治癒率・生存率は大きく変わってきますが、早期の発見であれば、高い確率で治療することができますので、年に一回の定期的な肺がん検診を受けることが、とても重要となります。

次ページより、肺がんの「組織型」と「病期」による、肺がんの治癒率・生存率をまとめさせていただきます。