小細胞肺がんの生存率・予後


「小細胞肺がん」は、「非小細胞肺がん」に比べて、進行速度が速いことが特徴としてあげられます。

そのため、早期発見がとても重要です。小細胞肺がんの場合、病期は進行に合わせて「限局期」と「進展期」の2つの分類が用いられます。

早期の「限局期」では、外科手術により肺がんを切除する「外科手術療法」と抗がん剤を用いた「化学療法」が行われます。

後期の「限局期」では、「化学療法」と放射線を用いた「放射腺治療」を組み合わせて行われ、「進展期」では、「化学療法」が行われます。

「小細胞肺がん」の場合、その進行速度の速さから早期に発見されるケースは少なく、基本的には「外科手術療法」はあまり行われません。

小細胞肺がんの生存率・予後

肺がんの治療開始からの5年間生存する割合(5年生存率)は、肺がんの病期と身体の状況により大きく異なります。ここでは、生存率の平均値をまとめさせていただきます。

「限局期」に「放射線治療」と「化学療法」の合併療法を受けた場合

  • 2年生存率:約50%
  • 3年生存率:約30%
  • 4年生存率:約25%

「進展期」に化学療法を受けた場合

  • 3年生存率:約10%

これらは、統計学的なデータであるため、個人によって生存率・治癒率も変わってきます。

もしも、ご自身やご家族が肺がんにかかってしまった場合、信頼できる医療機関で、安心して治療を受けることが重要になります。

肺がんにならないことが、いちばんの予防(治療)法ですので、普段から健康に気をつけ、定期的な肺がん検診はかかさないようにしてください。