病期別:小細胞がんの治療法


肺がんの組織型には、大きくわけまして、「小細胞がん」と「非小細胞がん」があります。

肺がんの治療法は、この組織型により大きく変わってくるものです。また、肺がんの「病期」も、治療法を決定する中で、重要になってきます。

「小細胞がん」の場合、「非小細胞がん」と比較して、進行が早く、他の臓器などに転移しやすいという特徴があげられます。

肺がんが発見された時点で、すでに他の部位に転移しているケースも多いため危険ながんと言え、他の組織型よりも細胞が小さく、密集して広がることも特徴としてあげられます。

小細胞がんの病期

一般的ながんの病期では、Ⅰ期~Ⅳ期のものが有名であると思います。医療系のドラマなどで、ご覧になったことがある人も多いのではないでしょうか。進行が早い「小細胞がん」の場合、「早期限局期」、「限局期」、 「進展期」にわけられます。

「早期限局期」は、「非小細胞がん」のⅠ期にあたるもので、進行の速い「小細胞がん」では、この時期に発見されるケースは少なく、迅速な対応が求められます。

「限局期」は、「非小細胞がん」のⅡ期とⅢA期にあたる段階で、肺がんが片方の肺にとどまり、悪性の胸水が見られないものです。「進展期」は、「非小細胞がん」のⅢB期とⅣ期にあたる段階です。他の臓器への転移や、悪性の胸水がたまっているなどの症状が見られます。

次のページより、小細胞がんの病期別「限局期(早期限局期)」、「進展期」にわけて、具体的な治療法についてまとめさせていただきます。