進展期の治療法(小細胞がん)


進行が早い「小細胞がん」の場合、「限局期(早期限局期)」、「進展期」にわけられます。

「早期限局型」は、「非小細胞がん」のⅠ期にあたるもので、進行の速い「小細胞がん」では、この時期に発見されることは少なく、早い対応が求められます。

「限局期」は、「非小細胞がん」のⅡ期とⅢA期にあたる段階で、肺がんが片方の肺にとどまり、悪性の胸水が見られないものです。

「進展期」は、「非小細胞がん」のⅢB期とⅣ期にあたる段階です。他の臓器への転移や、悪性の胸水がたまっているなどの症状が見られます。

このページでは、「進展期」の治療法について、まとめさせていただきたいと思います。

進展期の治療法(小細胞がん)

現代日本における肺がん治療では、「外科手術療法」、「放射線治療」、「化学療法(抗がん剤療法)」が主流の治療法です。

基本的に、肺がんの種類と、肺がんの進行度(病期)により、治療法は決定されることになります。進展期の治療法としては、「化学療法(抗がん剤療法)」がメインの治療法となります。

現在では、2~3種類の抗がん剤を組み合わせて使う併用化学療法がおこなわれるケースがほとんどのようです。

シスプラチンエトポシドシスプラチンイリノテカンなどの組み合わせがよく用いられる組み合わせと言えます。薬に関しては、「肺がんの治療薬」の項にまとめましたので、よろしければご覧になってください。

併用化学療法の場合、3~4か月ほどかけて、3~4回ほど治療が抗がん剤を用いた治療が繰り返されることになります。

進展期の小細胞がんの場合、がんの再発までの期間が短く、長期間生存することが難しい肺がんとなります。現代医学では、完全に治癒できる可能性の低い治療としか言えないことが心苦しい点です。